自分の仕事に誇りを持つということ

 11月2日、新たな在留資格を作るという政策が決定されましたね。

 これで単純労働の担い手が増えて、経済が活発になれば、外国人労働者の受け入れは成功したと言えるでしょう。

 ベトナム日本語学校では留学希望者が減る可能性がありますね。

おそらく留学生ビジネスは通訳や観光、日本式経営を学びたいという人が対象になり、アルバイト目的で留学生になる人は減ると思います。

かわりに建設や介護などの技能教育を施す送り出し機関が増えるでしょう。

 

 それはいいことだと思います。

いくらアルバイトでお金を稼いだって、それでは自分の仕事に誇りは持てません。

 介護も建設も立派な仕事です。

  日本人には不人気な仕事であっても、ベトナム人にとっては破格の給料です。

 まあ、数年後には給料が安いと不満を訴える人もたくさん出てくるでしょうが、日本側は毅然とした態度をとったほうがいいでしょうね。

日本人と同等の給料がもらえるならベトナム人の平均給与の3〜4倍に相当します。

 お互いしたたかに足元を見て交渉するのが賢明でしょう。

日本人の就職率が低下するかどうかはまだわかりません。人件費が同じなら真面目に働く人が優遇されるでしょう。経営者はその辺をよく見極めることが大事だと思います。