話せないから話さない

ベトナム国内で教えていて感じる一番の問題は学生が習った日本語を使わないということ。

例えばとなりの人にペンを借りたいとき、ベトナム人はたいてい何も言わずに借りていきます。

話し合いのときもベトナム語ばかりが飛び交い、あまり効果的な会話練習になってないなと思います。

 

たぶん学生側の意識の問題として「日本語をまず覚えよう」それでわかるようになったら話そうという気持ちがあるんだろうと思います。

 

これは日本人でも多いですよね。

英語が上手じゃないから話さない人や英語が聞き取れないのに会話なんてできないと思っている人とか、けっこういると思うんです。

 

そういう人たちにまず「今が日本語を使うチャンスなんだ」とイメージさせるのが大切かなと思います。