字のクオリティを落とさないこと

ベトナム人学習者の場合、ひらがなの「い、れ、す」などが癖字になりやすいみたいです。

とくに「い」と「じ」、「す」と「よ」が似ています。

 

音読させてみると、「してしまいます」を「していまいます」と読んだりします。

 

また、「し」と「こ」がくっついて「に」という字になっているときがあるので、拍を覚えさせて一音ずつ発声させる練習をしています。

 

書くときにも左手でノートを抑えて、しっかりした姿勢で書くように指導したほうがいいです。

親や小学校の先生が書き方を指導していないんでしょうか。よくノートではなく、プリントの裏とかに書いている学生を見かけます。

 

丁寧な字を心がければ、見やすいだけでなく、漢字を覚えるのにも役立ちます。

ですから、教師の側も漢字の書き順を間違えないように日頃からしっかり練習しておくことが大切だと思います。