前回の続き どうやって納得してもらうか。

今日、教育主任のベトナム人の先生に「今度からクラスの全員がみんなの日本語練習Bをきちんと言えるようになってから、会話に進みます」と伝えましたが、なかなか納得してもらえませんでした。

 

1)練習Bはベトナム人の先生がすでにチェックしている。

 

2)ベトナム人の先生も忙しく練習Bに時間をかけられない。

 

3)会話がないと楽しくない。

 

4)練習Bに時間を使うと聴解の時間がなくなる。

 

理想は学生が家でしっかり練習することですが、ベトナム人学生はspeaking 練習があまり好きではないようです。

 

⑴の問題について、文が合っているかどうかチェックするのではなく、使えるようにしなければ意味がないこと

 

⑵会話の時間を減らし、ベトナム人の先生の代わりに日本人がチェックすること。

(本末転倒だと思われるかもしれませんが、会話授業の間、苦手な子はほとんど口を動かしません。できないことをやらせると結局、余計に時間を使ってしまいます)

 

⑶練習の重要性を学生に伝えることが目的であること。練習が習慣化するまでは会話より基礎を大事にしたほうがいいこと

 

⑷練習を通じて正しい発音を身に付けるのを優先したほうがいいこと

 

これらのことを伝えると、結局私の意見が通りましたがお互いに納得できたとは言えませんでした。

 

ベテランの先生ならゲームを通じて楽しく日本語を身につけさせることができると思うんですが、私はなかなか思う通りに行きません。